2006年9月25日完成


数年前にポーチライトを通販の倉庫で安く購入しました。
当然通販会社の倉庫でしたので通販価格で商品も売ってくれます。
ポーチライトは通販の売れ残りということで安く購入しました。
其のうち使おうと思って置いていたものです。

ここは全国展開している通販会社で傷物を返品した商品を週に1回早い者勝ちでジャンク価格で販売していて楽しいお店でした。
なお、残念ながらこの通販会社の発送倉庫は現在なくなりました。

今回、このポーチ燈本来の100V電球でなくLED(発光ダイオード)で作ってみました。とりあえず今はAC電源アダプターで供給していますが将来は

太陽電池+充電電池+コントローローラ

を作って試して見たいです。

消費電力はほんのわずかで超省エネです。
ご近所の方も綺麗な光ですねといってくれています。私としては微細ながら防犯に役立っていると思っていますがさてどうか。

ご存知の方もおられると思いますが最近のLEDは発光効率が非常に高くかつ昔は赤と緑が主でしたが現在では青色を初め白色、その他色んな色が作られています。
そのため信号機をはじめ、売られている懐中電灯などはほとんどがLED製が多いですね。


使用した発光ダイオードは街灯の雰囲気にあわせるためオレンジ色を使用しました。
順方向電圧を測ると約2Vちょっと必要です。ということは12Vでは直列で4から5個は光らせることができる計算ですが流せる電流を考える必要があります。大体10mAが標準です。風通はかける電圧を流す電流、この場合は

オームの法則で
I=E/R

R=E/I  ⇒  R=12V/10mA 
で1.2kでいいことになります。
ただこの場合電圧が変動するともろ流れる電流に影響を与えます。
そのため私は回路図にもあるように定電流ダイオードを使用しました。10m、15mAと各種揃っています。
なお、構造はFETのソース、ゲート電圧によりドレイン、ソース間の定電流特性を利用していますのでFETでも作ることができます。
勿論電圧変動が無ければ抵抗で済ませることも可能です。

電力は
  P=EI
で1個辺り
  P=15V×10mA
  P=15mW
これが2個付けているので30mW
トランスの変換効率、ならびに線路ロスを考慮しても50mW程度で電気代は微々たる物です。
ビデオの待機電力以下でランニングコストは考える必要はありません。


外観
クラッシック調のライトです。
左右シンメトリー設置するために2個購入。
設置風景
分かりにくいですが地下ガレージの両側に設置。
ガレージは5年で少し色が退色してきたので今回塗り替えました。
色も雰囲気を変えて元の青系統から緑系統に変更しました。


LEDの取り付け
実際の点灯
発光部の様子
口金の中に定電流ダイオードを介して3個のオレンジ色の
LEDを光らせた。
買った照明器具の口金サイズは一般的なE26。
電球を割り口金部だけを使用する。
 ※なお電球を割る場合注意してくれぐれも怪我をしないように
  してください。

私はある程度明るさに指向性を持たせるため傾けましたが
放射状に開いてもいい。
土台部はボンドで固定している。
こういうのを作り電球のように口金に差し込む。

※口金サイズ


このように結構明るいです。
電球のようにあたり一面明るく照らすには光度が足りませんが光っていることを外に知らしめるには十分な明るさです。
電線の引き回し
本来は器具の取り付け穴と共に壁に電線の通す穴を開ける
べきなのだが飾り金属板の下はコンクリートのため穴を開ける
のは断念した。


線はシャッターと壁の隙間に敷設した。
なお電線が垂れてシャツターと干渉しないように
電線カバーで被った。
写真では見難いが茶色のである。
なお白色の部分ステンレスで出来た金属抑えをかねた枠。
コードの中継端子 電源の供給
室内の様子
室内の電源供給先です。
中継端子を使いました。
上の2本はポーチライトに下の線は直流電源に行っています。
最後はカバーをつけますが電圧が100Vではなく12V程度なの
でその辺は気楽です。
電源のON、OFF
現在のところACアダプターの差し込んでいるACコンセントの電源スイッチを使っている。
別段消さなくても電気代はほとんどかからないのでいいのだが防犯のためON、OFFしている。
なお、使用したACアダプターは15年程前のノートパソコンのアダプターです。本体は処分しましたが電源は取っておいた。

回路図
 口金を通じてAC100Vの変わりに直流12Vを供給



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