ネットでバンドソーが便利で使い勝手が良い、アメリカでは人気商品・・・・・
ウ〜ン
欲しいなあ。
ただ、ある人に言われた「目的をハッキリしてから道具は購入するように」という助言を破ってしまいそうです。
目的派と考えてみますと北欧フィンランドパイン材が結構あり結構厚みがあるもので薄く切りたい、また製材していない広葉樹などを今後使いたいので挽き割りを主目的に。
購入は初めてネットを通じて購入しました。というのは私は現物を見なくては何となく不安だからです。そのため今までは手に取っての購入が主です。しかしバンドソーだけは私の回りに売っているところが無くしかも知り合いで持っている人がいなくてネットだけが頼りでした。
MokkinさんのHPにあるバンドソー資料室が大いに参考になりました。


送られてきた状態 送られてきた状態

とにかくでっかいです。
梱包状態 梱包状態

大きいはずです。ほとんど完成状態で発泡
スチロールの型にピッタリと入っていました。
箱からの取り出し
箱から出した状態

このように鋸歯まで付いた状態でした。
取りあえずビール箱の上に
パーツのセットと初期調整

テーブルをセットしマイターゲージとオプションの平行定規を取り付けました。
後は各部の調整です。
ブレードのテンション調整、ブレードの軌道調整、それブレードガイドの調整が終わればいよいよ切ることが出来ます。
ただ、初めてな事で動かせるまで2時間ほどかかりました。
このような時、周囲に経験者が居ればなあという感じです。

平行定規当初送って来たものをどう考えても付け方が分りません。悩んで購入先に問い合わせてみようかと思っていたところ先方からメールが来ました。間違って旧のBS-10Kのものだったようです。
後日届いたものは即取り付け可能です。
10Kと10K2は細かなところが変わっています。といっても10Kは見たことがありませんが写真などを見ていますとテーブルの切れ目(ブレード挿入用)がブレードと一直線です。
またブレードの交換がチョット違うように思いますが。
別途購入したブレード

一応ブレードは付いていたのですが掲示板などを
見ていますと標準品は良くないとのこと。
同時にひだおさんが販売されているプロ用ブレード
を購入しました。
買ったのは取りあえず16mmと6mmです。
16mmをセットしました。
ブレードの交換

一番上にあるブレードノブのネジを緩め鉛筆先のグリップを左に出します。
その後右の写真のレバーを下げればブレードがゆるまります。



調整
ガイドブロック


ブレードを交換した際はブレードガイドとベアリングの位置合わせが必要です。
ガイドブロックはブレードを挟み込むものでハードウッドがいいと聞きます。
左の写真の上のものが付いていたガイドブロックでプラスチック製みたいでした。
ガイドブロックは上下2箇所に付いています
下は手持ちの黒檀を切って作ったものです。
8mm角なようですが余裕は少々あるので気楽です。
テストがてらバンドソーで黒檀を切りまくりました。

平行定規の改良

オプションの平行定規も併せて購入したのですが高さが低いです。
そのためMDF材で高さを継ぎ足しました。
止め方は平行定規に6.5mmのネジが3カ所開いていますここを使うことに。
径が6mmで長さが6cmの頭が皿ネジを用意します。

ボール板で穴を開け表面が皿ネジが隠れるようにテーパー穴を開けます。

実際付けた状態

テーブルより長くしたのはのはたんになるべく長く取った方が直線性が良いであろうという単純な理由です。


裏は蝶ネジで工具無しでもはずせるようにしています。
バンドソー特有の調整

色々なホームページを読んでいると
ブレードとフェンスが平行では真っ直ぐ切れないというバンドソー特有の癖があることが分りました
補正します。
補正値の得る方法は
@まず左の写真の用に板と平行の線を引き平行定規を使わずに切ります。


挽き割りの角度が若干オフセットします。
真上からの画像

私のこの購入した16mmのブレードの場合テーブルに対して完全な平行ではなく若干切り歯が外に振っているのが分ります。
ただこの調整はブレード毎に設定する必要があります。
補正

そこで建材の展示会で貰った自由タイプのスぺーサーを噛ますことに。これは元々窓枠の高さ合わせ用で薄い板が重なって止めており必要な高さに剥がして使います



使ってみて
色んなサイズを切ってみました。
当然ながら切れば切るほど旨く切れるように。
厚み26mm、長さ2mほどのパイン材も半分の厚みに旨く切れました。
ただ切りくずの量が生半可な量ではなく凄いです。
それも排出口以外に内部のあっちこっちにたまります。
それもメリケン粉みたいな細かさです。

今後の課題

●台が必要です。それも丈夫なものが。当初不安定なビール箱に置いていたのですが剛体が弱いため全体が震え致し方なく地面に置いて調整しました。
●集塵システムをキチッと考える必要が。
●平行定規の拡張板はMDFの厚みが薄く、また平行定規自体の剛性が弱いため精度に劣ります。そのため改良の余地があります。



Back ホームへ  2005.2.20作成



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