2003年11月18日、19日工事


ドアーといっても玄関ドアーではなく勝手口ドアーに問題が。

というのは以前の住まいの勝手口ドアーアルミ鋳物製でずっしり重く金具もステンレス製の重厚なものでした。
しかも勝手口らしく真ん中の部分が網戸付きで上下に開閉できるもので。
リフォームに際し同一のものを探したのですがどうもハウスメーカオリジナル製品らしく見あたりません。
ハウスメーカに交渉したのですが現在ではそのタイプではなく肉厚が薄いものしかないとのこと。
デザインが気に入っていたのでそれでも良いからと頼んだのですが駄目といわれました。
仕方なく市販の近い形のものを付けたのですが薄ぺらいアルミで色はありふれた焦げ茶です。
ちょうど長い直線が切断できるトリトンのワークセンター2000という工具を買いましたので性能を試すためにも改造に着手することに。

作業している時にご近所方が「何をしているんですか?」
「ドアーを壊しています」
「・・・・・・???!!」

意味が分らない人が見れば気が狂ったように見えたかもしれません。
傷一つ無い新品に近いアルミドアーに汚い木ぎれを貼り付けているのですから。
何を考えているんだか分らないと思われたかも知れません。
でもいいんです。私は人と一緒のことをするのが嫌いなだけです。自分が気に入った事がしたいだけです。

なお、実用的な面から見た利点は少しは温くなるかなといった事です。というのは我が家は冬、暖房をあまりきつくしないので結露はほとんど無いのですがキッチンのこの扉だけが結露をします。それと食事の支度中冷気が感じるとのこと。
熱伝導の良いアルミに熱伝導の悪い木材を隙間無く貼り、ガラス面は手元にあったOHPシートを貼りました。

さて結果は。
今年の冬は外気温が零下3度まで下がりました。それでも寒気は感じないとのこと。さらに室内側アルミの結露はずいぶんマシになりました。


なお、我が家は全周にわたり1階、2階とも軒が1mほど出ていますし、勝手口付近はさらに張り出しています。
大雨が降ってもほとんど壁が濡れません。そのため使用木材は、外壁用でなく手元にあった室内用の1cm厚の杉の羽目板を主に使用しました。
これをドアーの形状に合わせて短冊状に切り、貼り付けていきました。
格子は造るのが面倒だったもので色を塗ろうと思いますが木材保護塗料はアルミには付きません。
やはりアルミ用塗料を買って来なくてはならないようです。


元の姿 改造後の姿
元の姿 改造後の姿


部材の一部 取って付近 枠
このように各部材を細かく切り
予め塗装.
部材はこの倍近く使いました
木を何層も重ねているのでどこが開
くのか一見分りません。
枠だけは約5cm角の角材でがっちり
止めています
周囲をきっちりコーキングをしました

今回よく使った道具
トリトンワークセンター レーザースライド鋸
ルーター
電動カンナ
インパクトドライバー
トリトンワークセンター
 今回長い板を細く、薄く切るのに使用

 テーブルモードとクロスカットモードが
 使用できます。
上 レーザースライドノコ
 正確にスパスパ切れます。
欠点は幅30cmしか切れいことでしょうか最近よく使う道具です

下 ルーター
 飾り用の溝を多く切りました
上 電動カンナ
 やはり友人の持っている自動カンナがほしい
下 インパクトドライバ
 長いネジも一気 12V以上がお勧め


 ホームへ 2003.11.20制作 2004.3.21加筆 2005.2.16加筆




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