変わり種植木鉢   


木工をやっていると結構端材が貯まります。
また、プロの作業を見ていると新品の木を景気よく切って後は捨ててしまいます。
思わずこれ頂けますかと聞いてみたくなりますね。
ということで端材が結構貯まります。
そこで端材の何か有効利用がないか考えた所思いついたのは木の植木鉢です。
市販されているものも結構なお値段がします。

昨年試しにレッドシダーで造って1年使ってみましたが結構使えることを確認しました。

取りあえず手持ちの板で。杉、檜、その他の木材が混入しています。念のため今回は浸透性の木材保護塗料を塗りました。
止め方は、木工ボンドは屋外ではすぐに接着力なくなりますので細手のコースレッドで留めています。
特に薄くネジを入れると割れそうな材については釘も使用しました。

うまくいくようであれば色々なデザインで造っていこうと思っています。


さてどうなることか。


端材による作品
オークの端材 パインの端材
オークの端材です。

パインの床板の端材です
杉の端材
チョット穴を空けてみました
これは杉の壁材です
少し大きめのも
杉板で葉っぱも造ってみました。
彫刻刀で彫り込む
そこから見た所
台と水抜きの穴を空けています。
昨年春、試しに造った植木鉢
無塗装ですがさすがレッドシダー。
まだしっかりしています
元は小鳥の餌台でしたがもう一段
積んで植木鉢に頭の部分にサフィニアを
植えました。
頭の部分の鳥の絵はその名残です。
艶やかなパンチパーマ状態
ご近所の方変わった植木鉢ですねと言っ
てくれます。




漆喰による作品

先日堀の瓦を補修した際残った漆喰の利用方法考えていました。
そこでふと思いついたのは型を取りそれに塗れば??
漆喰=石膏ではないかといかにもチルチンらしい大胆でいい加減な発想。

次はセメントを使ったものにも是非挑戦したいですね。

コンパネ板でテーパー状に切り取りました
室内で使う鉢カバーにするつもりです
杉板で寄せ植え用に造りました。
本来表で使用するのは無理なようです


ネット状のものを張り食い付きを良くする
必要があるのでしょうがそのまま鏝で押
さえました。


さて半年後
お気に入りの観葉植物を入れ楽しんで
きましたがその後きたワンコ、せっせと
角をかじってくれます。
かじる時期が過ぎれば修復するつもり。

結論としては室内で使うのには何ら問題は
無く来客者は良いカバーですねと言ってくれます。
水が抜けように穴を空けましたが
さてどうなることか


さて半年後
風雨、太陽にさらされて一部が剥がれてきました。
そこですべてをめくる。
薄い板状として剥がれます。
ただ、木の表面が白っぽく残り少々こすっても
その色は取れないし塗装とは又違った風合い。

結論としては漆喰を木にそのまま塗ったのでは
風雨、直射日光、土に対しては日持ちはしないということ。
変わった塗装としては合格。
1年後
1年後
半年たったところで漆喰をめくりとり中の
草花を入れ替え後ろに添え木を渡す





Back ホームへ 2004年3月22制作 2004年9月2日 2005.3.2 加筆



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