先日2005年12月11日に奈良一刀彫りの講習会に行って来ました。
講師は「匠の聚」松本先生です。
彫刻刀かノミを持ってきてくださいということで手持ちの彫刻刀セットを持って会場へ
先生が彫るのを見て納得。一刀彫りとは一つの刃物で一気にズバットよ切っていくというのが。
先生はノミでズバズバ彫っていきます。私は彫刻刀と切り出しナイフを使いましたがノミが断然一刀彫りらしいですね。
一刀彫りでなんと言っても有名なのは円空です。
その流れを受けて飛騨高山には飛騨一刀彫りがあり木はイチイです。
飛騨千光寺(http://daien.senkouji.com/)ココは円空仏を沢山持っています。
若いとき周辺の景色が好きで度々訪れ頼まれて円空仏の写真を撮り大量に現像した覚えがあります。
何でも檀家に渡すと言っていました。その際お礼にと手渡されたのが円空仏でそのときは悪いといって受け取りませんでしたが今思えば惜しかったかな。
完成した戌の置物 絵の具で目と口を塗りました。細いため爪楊枝に絵の具を付け 塗りました |
粗取りと完成品 右が完成品で左は当初の粗取りした材料。 先生の教えてくれる順番で切り出しました。 |
彫刻台の形 私は間柱の残り木を切って 作りました。 普通はベニア板で作ったり皆 自分なりに好きな材で作ります。 |
机に固定 下の鉤型のところで机に 固定します。金具なしで がっちり止まります |
使用方法 上のストッパーに押し当てて 削ります。 奥のストッパーは大きい作品を 加味してもう少し高いほうが良か ったかもしれません。 |
この個所を使ってもOKです。 ノミが傷をつかないようにこの 個所は打ボ穴をあけてネジ釘を 見えないようにしています。 接合は全て強度を得るために 木工ボンド+ネジ釘でガッシリ 止めています。 |