メダカの家って
はい、それは池です。

2年前からメダカを飼っています。ホームセンターとか熱帯魚屋さんで売っているような餌用の緋メダカではなく由緒正しい黒メダカです。
苦節1年、あっちこっち探し求めやっと居るところ見つけ捕まえてきました。
最小限度の10匹だけでしたがどんどん増え、昨年からはあっちこっちへ養子に出しました。

これを玄関脇プラ箱に入れて飼っていたのですが玄関脇にテラス用階段を造った勢いでメダカ用にも立派な家を造りました。
ちゃんと管理小屋まで付いています。
メダカさんは喜んでくれると信じています。

メダカは熱帯魚と異なり空気の循環は要らないのですが一応エァーポンプ用のACが引っ張っています。
それらが管理小屋に入っています。当初電池式のエァーポンプ+太陽電池という組み合わせを考えたのですが手持ちの2V300mAの太陽電池では回りませんでした。結構起動電流が食うようです。

当初循環ポンプを設置したのですが子メダカが吸い上げられ一番安いエァーポンプで十分です。

メダカさんも我が家に来た時は人の姿を見て潜っていたのが最近では反対に餌をくれるとばかり浮き上がってくれます。
可愛いものです。飼いやすく暑さ寒さに対しても平気です。
ただ、閉ざされた空間では近親相姦のためそのままでは世代継続が難しいため数年に1回は新しい血を入れる必要があります。

後は室内の透明容器とテラスに置いた吹田クワイの池で飼っています。


完成

周辺に手持ちの火山石、草花を配置。
イマイチなのでこれからディスプレーを考えます。
その為の天板です。
囲炉裏みたいになってしましました。中のプラ容器は見えません。
布袋草は昨年の生き残りで、夏場どんどん増え花を咲かせてくれます。
設置状態

横のテラス用階段の脇に設置
一段高いところある睡蓮鉢は子メダカの別荘です。
一緒に入れると薄情にも親が食べますので。
卵が付いた布袋草をほりこんでおくだけでどんどん卵から孵ってくれます。
後は周辺のディスプレーを考えています。
管理小屋

チョット窓が大きすぎたかな

こんなのでも屋根はちゃんとした杉皮張りです。


部材は4部分から出来ています。
 池本体     当然メダカが入っています。従来のHCで買ったプラ箱です。
 枠        横を隠します。
 天板       上部を隠します。ついでに上に物が置けます。
 管理小屋    電源BOXです。屋根ははめ込み式です。

これらはメンテナンスがし易いようにバラバラになります。

池本体

横50cm縦35cm深さ30cmで半分土の中に埋めています。
というのは玄関回りは日が良く当たり夏場かなり温度が上がるのと今年冬場には凍ったので少しは緩和させるのと見た目。
天板、枠の加工

天板、枠はラップランドパインの2×6を使い
ました。
結合はビスケットジョイナーで止めました。
ハタガネで固まるまで固定

なお、木接着材は経験から屋外には弱いので接着後裏からコンクリートボンドで固めています。
天板

底には枠にはまるように出っ張りを付けています


同じくビスケットジョイナーで止めました。
管理小屋の屋根

まず5mmのベニヤで造り
防水

防水シートとしてアスファルトルーフィングと呼ばれる素材を貼りその上に杉皮を貼った本格的なものです。
つなぎ目は同じくコンクリートボンドで
電源スイッチ
小屋の中

エァーポンプ用の電源のため屋外コンセントからAC100Vを引っ張っている。
一応屋根は防水を効かしかつ大屋根形式であるが念のため自己融着テープを撒き全体をペットボトルの中に入れている。
小屋の後ろ
(撮影のため屋根は外している)

電源のVA線とスイッチコードが出ています。
ポンプの電源はこの紐を引っ張ることでオン、オフします。
必ず穴は下向きに、線類も出口より下にすること。
そうすることで垂れてくる水の進入が防げます。
電気関係はすべて圧着端子と半田を使用



 2004.9.8作成



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