2006年2月28日 完成
オベリスクとは古代エジプトにおいて、花崗岩の岩場から切り出された一枚岩の高くて長い直立の記念碑である。四角形の断面を有する石柱は、上方に向かって徐々に細くなり、先端部のピラミッド状の錐体は「ピラミディオン」と呼ばれて、当時は金箔や銅板で装飾され、被覆されて、輝きを放っていた。 オベリスクの語源はギリシャ語の「オベリスコ」で、「串」を意味する。太陽神信仰に深く関わりがあり、太陽光線を模したものともいわれている。 |
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園芸ではこのようなスチール製の物が見かけますね。しかしながらこの形ではオベリスクの語源から遠い。 イギリスの庭園の写真を見ていたら木で出来た四角錐の物があった。それに薔薇を伝わせて。 これだとばかりとその写真を元に作り始めたわけです。 |
完成写真 ドデ〜ンとそそり立つ雄姿 後は季節が進んで満開の薔薇が・・・・・ |
自分所の庭の大きさを良く理解していなかったもので 置くといやはや大きいこと。 高さはいいとしても底辺が 60cm四方では大きすぎます。 高さはそのままで底辺の幅を半分にすることに。 まず気取りをした後塗装をしました。 そして接着剤と釘で止めたもので分解するのにかなりの 時間と木材に傷をつけてしまった。 もう一つ作ったほうが早く綺麗だったと反省しきり。 |
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使用木材 木工フェアで話の成り行き で買った大量のWRCの 外壁材 これをテーブルソーで細く 切り取る。 |
当初考えたデザイン かなり複雑なパターン 大きさは 底辺が60cmで高さ210cm こうゆう形を4枚つくり止める とタワーが完成 |
仮置き 左が元のパーツで右が 再構築したもの パーツを置いているだけで 横棒は写真の2本ではなく元 のと同じく3本とした。 組み立てはすべて接着剤+ ネジ釘あるいは釘の併用です。 接着剤は普通の木工ボンドは 屋外ではすぐに効かなくなります。 必ず屋外用の接着剤を使用して ください。 |
安定をあげるための工夫 幅が半分となり安定度を上げる ために異型鋼棒を取り付けた。 ちなみにこの鋼棒は庭には 結構便利に使っています。 杭の代わりに使ったりで。 細くて固いもので容易に土に 打ち込むことが出来ます。 2m物を何本か買い置きして います。 なお切断はディスクグラインダー で容易に出来ます。 |
ハット部分 四辺の部材をつくりそれを止めた後、 先端に4バイ4を切り取り ピラミッド状の四角錐(ピラミディオン) を創った。 元の底辺60cmタイプで切ったもので 底辺30cmではいささかいがみ気味。 そこに手元にあった光り輝く ガラスブロックを取り付け。 |
薔薇を植えその後オベリスクを置いた。 板の幅分日当たりが悪いのでツルが 延びるまでオベリスクをどけておいた ほうがいいかな。 植えた薔薇は「チャールストン」である。 京阪園芸のアーチを飾っていて好きな 花姿だったため。 後はツルが伸びて花が覆う・・・・ |