2004年3月31日完成


 兄が遊びに来てA4ファイルを収納するための本箱が欲しい。
ただ全体の高さの指定が。何でも机のサイドに置くためのものとかで。

練習がてらにと気安く引き受ける。
しかしながら困ったものだ高さ制限があるのと一番上に物を置くということで丈夫に作る必要がある。
手持ちの材料を見渡し案を練る。柱は5cmの角材、補強材として胴ぶちを使うことに。

構造としてはまず両脇の足となる台を2個作りそれに貫板を真ん中に通しました。
当初は貫板なしに棚板で固定し試しましたが横からの力に対してやはりフラフラして持ちません。
貫板を各段の真ん中に通すことで格段に横からの力に対して強くなりました。
本当は四隅に入れるべきなのでしょうが見た感じが細めですっきりしたかったので真ん中1本にしました。
載せるのがファイルということでこれで充分。
なお、天板が桐であるのと骨組みも簡単でしかも細材を使ったいうことで軽くて片手、それも指一本でも持ち上げることが可能です。

棚の骨組み
棚の骨組み

両脇の枠をまず作り補強のため貫板を通す。形良くと強度のため全て合組で作る。

天板

各コーナー4隅を角材の大きさに切り抜く
これを各枠にはめ込みネジで留める。
これでふらつかずがっちりした物に。


棚に使った桐板。
家具屋からの貰い物です。
全ての材に合組の溝を切る。
少々荒いぽいがテスト用の木で高さ調整をしてからスライド鋸で
コマかく切り後はノミで調整する方法で。
まずは両サイドの枠を作ります。 塗装後の一番上部の作り。
各棚板も合組で。補強の為の貫板を棚板の真ん中に入れてい
ますがこれも全て相組で作りました。
カントリー風のリビングに置いてみました。
補強材としての貫板は棚板に隠れて見えません。
和室にもどうかなと
色使いが古色なので和室にも合います


反省点
・荒材を使用する際はまず鉋がけを丁寧にする必要がある。
 また完成した後も丁寧にペーパーがけが必要。
 この作業を丁寧にすることで塗装後の仕上がりに影響する。



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