花のある風景
花は心を和ませて且つ活力を付けさせてくれます。
特に歴史ある花を見に行った感激は忘れません。

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北野天満宮   公式サイト周辺の地図 2005年2月24日

花のある風景第1回目は北野天満宮です。本当は2月のはじめに南紀南部に梅を見に行ったのですがまだ蕾でした。
昨年2月末に出掛けところほとんど散っており今年は早く出掛けてのですが・・・・
自然は正直です。

当初は2月25日の祥月命日の梅花祭が賑やかで良いのですが24日に出掛けました。それでも境内は訪れる人多く梅もちょうど見頃で甘酸っぱい香りが満ちあふれていました。

ちなみに大阪方面から北野方面に行く場合、周辺地図を見て頂くと分りますが阪急四条大宮からバスが一番近い方法だが私はいつも違った方法で行く。
嵐山へ出て渡月橋を渡り京福電鉄嵐山線、俗称嵐電で北野白梅町へ。
今回は又違った方法。
四条大宮→帷子ノ辻(乗り換え)→北野白梅町という経路である。何のことはないわずか数k行くのにぐるっと遠回りである。何故かこの京福電鉄がいたく気に入っている。京都に来ればつい乗りたくなるのが不思議である。しかも先頭に立ち前方を見据えているのがすきときている。連れ合いも先頭の鉄棒に捕まってガタコト揺れる様を楽しんでいる。
これからはこの沿線は見所一杯。

帰りは上七軒で湯豆腐を食べ後はお決まりの四条通りまでブラブラ歩き。

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京都伏見 糸桜  伏見夢工房  2005年4月3日

京都伏見は源平合戦のヒーロー義経の母、常盤御前関連の地であり、豊臣秀吉が晩年の居城として桃山時代の粋を集めてつくった城下町で徳川家康は日本で最初に銀座を作り江戸時代は日本酒の生産地であり幕末は坂本龍馬、新撰組が駆けつけ鳥羽伏見の戦いと続く日本の夜明けとなった場所です。

というわけで市内は史跡で満ちあふれています。

今年は例年より桜の開花が遅れていて特に昨年が通年よりかなり早く開花をしたもので昨年より2週間ぐらい遅い感じがします。
4月に入っても蕾状態です。どこか近場で桜が咲いているところないかと探していたところ仕事仲間に伏見の住民がいて糸桜という桜が良いよ聞きました。
4月3日朝から雨模様、昼前に雨がやみました。聞いていた伏見に昼食を食べがてら出掛けることに。
早速聞いていたお寺に
噂に違わず素晴らしいものです。周辺が開花直後でほとんど花が咲いていないにも関わらずここの桜は何故か満開です。
その後始まったばかりの10石船に乗りその後町中を散策です。他に見られない桁外れに大きな倉が建て並んでします。
時間が無かったので今度またゆっくり来ることに
今回はお昼の食事と一足早い桜見物が主目的でしたので長建寺の糸桜で満足です。

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長建寺糸桜
他の桜はまだ蕾だというのに
桜に掛けていた掲示物 宇治川派流
十石船乗船場。
柳の新芽が綺麗ですが桜はまだまだです。
寺田屋
思ったより小さい家です。




大宇陀町 又兵衛桜  2005年4月9日

ここも開花が遅れている。これで2分から3分程度です。まだまだ蕾が沢山残っています。昨年はほぼ満開に近くもっと凄かったです。今年は嫁さんの友達が是非連れて行って欲しいと言うことで寄り道をしたもので現地到着は9時過ぎとなってしまった。それでも凄い数の見物人である。昨年の倍以上、周辺に展開する臨時店舗の数も数倍に増えている。
最近ここもマスコミに出る機会が多く知れ渡ったようだ。

樹齢300年とも言われている枝垂れ桜は、大阪冬の陣、夏の陣で活躍した豪傑後藤又兵衛の伝説から本郷の又兵衛桜と呼ばれている。
歴史では確か道明寺で戦死したはずだが吉野に逃れ後この地で出家しその居宅後だとなっているがこの辺は伝説の世界であり面白い。
いずれにしてもその姿形、風格からいっても300年以上たっているのは間違いのないところだろう。

私はソメイヨシノが桜の森のようになって咲き乱れている姿よりもこの桜のように静かな?山里に1本がぽつりと他を圧倒したような姿で咲いている姿が好きです。

帰り際周囲を見渡すと静かな山里が車の洪水であふれかえっておりアプローチの県道も数Kの大渋滞である。
また、どこかお気に入りの桜を探そうかな。


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又兵衛桜周囲のピンクは桜ではなく桃の木です。
桜とほぼ同時期に咲く。




京北町 常照皇寺  2005年4月17日

今週末も快晴である。今年(2005年)ほど花、特に桜見物に適した年は近年無かったように思える。
というのはまず天気が良い。週末ほとんど雨が降らず快晴に近い天気、気温が全体に低い、日中は暑いぐらい25度近く上がっても朝晩は冷え込むといった気象条件だからか。この京北町もそんな気候。出掛けた日の前日は3度まで気温が下がったそうだ。そのため開花しても散り染めるまで長く楽しめることができるそうだ。

南北朝期の北朝の初代上皇、光厳院が都の政争を避けて京北の山国に西紀1362年に開いた臨済宗の名刹。
桜は京都で唯一天然記念物に指定されている。

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九重桜 左近の桜
左近の桜
昔御所から移された
御車返しの桜 この3本が有名です
九重桜
樹齢400年の古木
御車返しの桜
ひと重と八重の入り交
った品種で、後水尾天
皇が、あまりの美しさに
幾度も車を戻してごらん
になったと言われる
紅枝垂れ桜 山門
山門前の見事な紅枝
垂れ桜
山門 九重桜のアップ

茅葺きの里
茅葺きの里全景
山桜が綺麗です
葺き替え
茅葺きの貼り替え風景


山里の桜は遅くまだ
5分咲きです。




滋賀県草津市烏丸半島 蓮の群生地 周辺の地図2005.年7月9日

 琵琶湖の南部に突き出している烏丸半島の東側には、9.3haにもおよぶ、蓮の群生地があります。
花蓮の群生地としては、日本でも指折りのスケールとか。
そのことを聞き梅雨の真っ最中にも関わらず早速出掛けました。
時期がまだ早く蓮の花ががパラパラ程度でしたがその規模の大きさのビックリ。

なお、車で行かれても駐車場には困ることはありません。
水生植物園の駐車場は無料だし周辺は幾らでも車が置けますので安心です。。

蓮の花は夜明け前に出掛けるしか見ることができないと思っていました。そうではなく花は4日間持つそうで開いた後が違うようです。
1日目は早朝開きすぐに閉じる、2,3日と次第に閉じらくなり4日目で開いたまま花びらが落ちるそうです。
ですから別に夜明け前に行く必要はなく、昼過ぎに見ても開いている花は見ることができます。
ちなみに私が出掛けた時間は朝の8時ぐらいです。

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烏丸半島の蓮の群生地 蓮のアップ 水生植物園からの風景
全体の雰囲気
これでも実際の感じからすると1割程度
蓮のアップ
花は4日間持つそうですが、
これで3日ぐらいの感じ。
水生植物園から望む
手前の赤いのはサルスベリの木で早くも見事に咲いています。
水生植物園園内
ここの草津市水生植物園は十分に
見る価値はあります。
入園料300円は納得価格です。
色んな睡蓮が咲いており蓮とは
又違った雰囲気です。

ただ雨が降っているのに園内の
花にジャージャー水を撒いている
意味が分りません。
睡蓮
睡蓮





醒ヶ井宿 梅花藻(ばいかも)周辺の地図2005年7月9日

草津市烏丸半島の蓮見学の後そのまま琵琶湖沿いに北上。
例によって車にはGPSどころか今回は地図すらなく感だけで走りました。
彦根を過ぎた辺りで湖岸からおさらばして米原市(最近大合併で市になった模様)の駅へ
後は東海道線に走れば次の醒ヶ井駅に着く予定のはず。途中間違って違う集落(ここも楽しかったが)

醒ヶ井の集落は突然現れました。しかもガードマンが飛び出て何がなんだか分らず駅の中に誘導されました。
はじめはその意味が分りません。
分ったことはここは他の観光地とは反対に駅中に駐車して観光地に行くというパターン。不思議な体験でした。
嬉しいことに駐車場は無料です。

中山道を流れる地蔵川のバイカモはキンポウゲ科の水生多年草で、清流でしか育ちません。
しかもここは18度の水が年中湧いています。
7〜8月ごろに、梅の花に似た白い小花を咲かせることから『梅花藻(バイカモ)』の名が付iいたそうです。

困ったのは雨の中チョット座るところがない。屋根のある休憩所がすべて有料か何らかを購入する必要があります。
雨が降っていなければその辺で座れるのですが

団体バスで来られて方は見るだけ見て座るところもないのでそそくさと駅前の駐車場へお帰りです。
私たちも仕方なく休むため地元婦人会?の紅鱒を食べる羽目に。
まあ美味しかったですが。


ここも時期が少し早かったようで余り花は咲いていませんでした。しかし水はわき水のためメチャクチャ綺麗です。

いずれにしても8月の最盛期には再び訪れたいものです。

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地蔵川の梅花藻 旧郵便局
地蔵川の梅花藻

まだ開花には早くチラホラ咲いている状態でしかも
水中深くです。花が水面まで上がってくるまでは
後1ヶ月ほど必要かも。
旧郵便局
かの有名なヴォーリズの設計です。
現在は資料館、休憩所として開放されている建物ですが有料?




    2005.3.3制作 2005.4.3加筆 2005.4.10加筆 2005.4.20加筆 2005.7.9加筆 2006.3.1加筆





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