訪問販売の問題点


最近リフォーム業者の数が非常に多いですね。
特に訪問販売といいこちらの無知を良いことに無理矢理高額な契約に持ち込もうとするケースが最近、極端に多くなっています。
こちらの都合も聞かず無理矢理押しつけてくる・・・・昔流行った「押し売り」のたぐいとよく似ていますが根本的に違うのは桁違いの金額と会社ぐるみで行うと言う行為でしょうか。

すべてが悪とは言いませんができる限りの注意を払う必要があります。


■問題点

1.「点検商法」やこれに類似した販売方法、さらに次々新手の販売方法が行われている。
2.最初の訪問を受けた日に契約をもっていこうとする。この場合十分な検討時間を取っていないため、トラブルになりやすい。
  業者の口車の負けてしまう。
3.クーリング・オフについて虚偽の説明をしたり、回避したりする
4.概して工事内容に比して工事費用が高額であり、工事も粗雑であるケースが少なくない
5.現金一括払いのケースでは、分割払いやクレジット契約のように未払い代金があるケースに比して後日の解約や値引き交渉が困難なことが多い。
6.考えすぎかもしれないが泥棒の下見か押し込み強盗に寝返るかもしれない。


問題点を回避する方法

1.契約する前に
(1)訪問販売では、できるだけ契約しないこと
(2)工事を依頼するかどうかは、家族と緊密に話し合い、手間と時間をかけて十分に検討すること
(3)業者の説明を鵜呑みにしないこと
(4)決して家の中に上げなくてインターフォンか人目のある門前で対応。
(5)幾ら言っても帰らない場合「警察に電話する」と言ってみる。それでも帰らなければ本当に警察に電話を

2.契約するときは
(1)複数の会社から詳細な見積りを取ること
(2)必ず改修計画図(書)、工程表の提出を求める

3.契約した後に
(1)訪問販売の場合、工事が開始後でも、クーリング・オフ期間内であれば解約できる
(2)工事が完了しても契約通りの工事がされているかを確認するまでは代金を全額支払わないこと

4.結論として
 訪問販売業者とは契約しないことです。
 私の持論はこちらは住所、氏名がばれているのに社長、その営業部員の住所どころか何も分からないところとは契約しないと言うことです。まして会社の所在も良くワカランはもってのほかでのっけから信用できません。



■我が家が遭遇した訪問販売

 良くまあこれだけ来るわと言うぐらい来ます。私が居れば適当にあしらっていますが同居人だけの場合は大変です。
お金がありませんと突っぱねるように言っていますので今のところ事件にはなっていませんが。
良く、門の所に「押し売りお断り」等の張り紙を見ますが、これは業者にとっては過去にだまされたことがある家と言うことで却って逆効果になることもあるそうです。
訪問販売員はほとんどシロートです。チョット理論的なことを言うとすごすごと退散します。
大手の訪問会社なんかはシロートを雇い、いかにだまして売るかの研修だけをして現場に出すそうです。
確かに商品を良く理解し、お客のことを思っては訪問販売は務まりませんね。

1.床下換気扇
 湿気で腐るとか、シロアリにやられますよと脅迫的に勧める。

  今時の家そんなに簡単には壊れません。また床下換気扇を付けたから画期的に良くなるとも思いません。
  「DIY]を見ていただきますればおわかりのようにただ同然でできます。


2.消化器
 家庭でも設置しなくてはならない法律ができたとかメチャクチャなことを言います。
 以前、それらしき制服を着て「消防署の方から来ました」と言って来たこともあります。 
 今や古典的な言い回しですが。結構日本人は制服とお上の名前に弱いようで。

  今までは生協で購入し定期的に消化剤を詰め替えていました。
  また、ホームセンターにも安く売っています。


3.換気扇フィルター
   ホームセンターで安く売っています。これを買えば終わりです。


4.太陽電池発電装置
 「お客さんの家屋根がもったいだの、目立つので見本で安く」だの、製造メーカが直接売りに来たような言い方。
 決してメーカが直接売りに回りません。ただの施工店?です。

   販売員は月にいくら発電していくら売電してこれぐらいお得ですと言った単に数字だけのトリックを言います。
   しかし初期投資、汚れによる効率低下、変換器の寿命等トータルコストを考えてみると太陽電池発電は
   一生元が取れません。それより既存の屋根の傷みの方が心配です。
   さらに最近は自分で投資した設備で発電した電気エネルギーを電力会社の新エネルギーに帰属する、
   もし云うことを聞かない客は電気の買い取り契約を見直すという「オドシ」がありやる気が潰えました。
   興味は大いにあるのですが現状では独立型発電所で遊ぶのがいいようです。 


5.下水の掃除
 「近くで工事をしていますので汚れがあるか確認に来ました」
うまいことを云ってきますね。
あたかも善意で見てあげるような口ぶり。この私でさえ引っかかりそうになりました。

   一応、築20年過ぎましたので下水、雨水管が心配でしたので高圧洗浄機を逆パイプ(配管清掃用)付きで
   レンタル屋より2000円で借り受け家中のパイプを大掃除、ついでに外構周りを大掃除。
   さすがは業務用高圧洗浄機、いくら家庭用ホースと束子でこすっても取れなかった汚れがすっかり綺麗になりました。
   この場合、一応きっかけを作ってくれたので感謝か。
   詳細はリフォームの「下水管点検、清掃」を参照してください。


6.新聞拡販員
 直接住宅とは関係ありませんがその態度が頭に来ましたので。 
まず、にこにこしながらバナナのたたき売りみたいにどんどん家庭用品を積み上げていきます。
次は無料月を追加してきます。
「新聞取るのにそんなゴミいらない」と言うと急に態度が変わり、怒り狂い、脅迫的になります。
それにも屈せず断ると捨てぜりふを吐き、門を蹴飛ばしていきました。
これぐらいの勢いがあって日本一の発行部数を誇るわけですね。

   新聞は昔から読み慣れた物が良いです。直接新聞社に電話をして申し込んでいます。
   オマケの数で決めるのもではありません。






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